アグラー→ジャイプール
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早朝6時、昨日のおっさんがホテルに訪ねてきてチケットを宣言通り持ってくる
すると残念なことになったといいだす
何事かというと、アグラーからジャイプールへの列車が7:15発だからタージマハルは見れないと言われる
は?こちとらタージマハルを見るためだけにアグラーに来ているのでなんとしてでも行きたいのでそれは困る
ちょっとたけでもいいから、というと試してみてもいいけど列車に間に合うかは保証できないと言われる
まあそりゃそうだと思い、でもこちらとしては行く気満々なので、行くと譲らない
タージマハルは何時から開いてるんだと言うと、6:00だと言う
それを先言え!
今すぐ出発しろといい車を走らせなんとかたどり着く
15分で戻ってくることを約束してダッシュ
チケット売り場には行列
すかさず体格のいいインド人に、あと10分しかないんだと言うと、任せろといい人を押しのけてチケットを取ってくれ、入場の列も、門番のインド人に訳を話し並ばずに入れてくれる
さすが何でもありの国!
タージマハル(工事中)
素晴らしい!が!残り時間が少ないとだけあり写真だけ撮って即退散
ちなみに入場料750ルピー(くっそ高い
お姉ちゃんにタージマハルの写真を撮ってくるよう頼まれていたので頑張りました
そしてマッハで駅に戻って列車を待つ
構内までおっさんは付いてきて、最終的にチップをくれといいだす
はい、出た
32000ルピーも払ったんだからそこかれチップ貰ってくれというと、あいつらは僕に金をくれない、僕は金がないなどという。
その割にはお前ええもん食ってそうな体してるけどな、と思い、もう前夜の事件から一夜を経て冷静な判断を取り戻しているため、お前に払うチップはないと言う
駅の構内で突然大声を出すおっさん
みんなの視線が集まる
ここで怯んだら負けだと思い、ノーチップを連呼する
すると諦めたのかおっさん、帰る
勝利の瞬間!!
誇らしい気持ちで列車を待つ
駅構内
結局列車発車したん12:00\(^o^)/タージマハルあんだけ急いで見た意味\(^o^)/金返せ\(^o^)/
まあでも写真だけでも取れたからいいし、あのおっさんたちからは解放されたし、ここからまた仕切り直しだということで気持ちは前向き
車内の様子
家族連れが多い
結局5時間遅れでジャイプールに到着
ジャイプールではあたる宿はもう決めてある
Tony guest house
親日のオーナー、トニーがやってる宿
いってみるとドミトリーが空いてる
一泊150ルピー!格安
ここには屋上レストランがあって、休憩がてら屋上に上ってみる
屋上昼
屋上夜
ここではチャイ飲み放題
すると、なんと例の空港で見た日本人発見
しかもそいつもデリーで騙されている(ただし一万円)
他にも四人の日本人とあって
ボッタグられた2人を嘲笑った罰でその後食あたりで完全に寝込んだやつ
エチオピアで強盗にあったことある人
つい先日インドで犬に噛まれて狂犬病のワクチンを打ちにいった人
6ヶ月日本に帰らず旅してる人
など数多くの日本人に遭遇
いやーーー日本人宿いいね!!
一人旅したてのころとか、日本人宿を辟易してて、外国まで行って日本人と一緒にいるなら外国におる意味ないとか思ってたけど、もう今としては日本人宿の貴重さを身に沁みて感じるわ
どんな国でも唯一安心できて信頼できる場所、それが日本人宿
この宿についた時の、もうこれで大丈夫感は凄かった
そんなんでワイワイ話してるとトニーお手製のカレーが出てくる
これがめっっちゃくちゃ美味しいんだわ
全部旅した後でも思うけど、このカレーが一番美味しかったかもしれん
他にも列車で横になった人が家から持ってきたカレーをくれたりした時も思ったけど、家庭料理のカレーはほんまに美味しい!優しいのよ、味が!!
さらにはこのボッタグリの件をトニーに相談すると、トニーめっちゃ怒って、一緒に明日警察行ったるとまで言ってくれる
でも警察もワイロ渡されて動いてる、いわばあいつらもグルで、言ってもなんもならんし、第一あの旅行会社のせいで今回の旅の時間が取られるのはもういやだと思って、もう忘れるからいいよと伝える
するとトニーもわかってくれたらしく、まあチャイでも飲めとチャイを入れてくれる
これがまたトニーのチャイめっっちゃくちゃ美味しいんだわ(二回目
ほんまチャイも、インドで飲んだチャイの中で1、2を争う美味しさ
生姜が結構効いてるのよ
ジャイプールはそんな好きな街じゃないけど、このトニーゲストハウスに泊まるためだけにもう一回来てもいいな、って思える宿だった
明日はジャイプールの街を見て午後にはアジメール→プシュカルと移動します!