旅の途中の呟き

 

2018/3/8

アルゼンチンでほぼ1週間暮らしながら思ったこと

 

なんでここまでアルゼンチンを愛おしく思うのか。

 

なんで今こんなに自分は幸せなのか。

 

なんか違うんですよね。今までの旅と。

 

それはきっとアルゼンチンがいい国っていうのもあるんですけど、そんな人柄が飛び抜けて良い訳でもないし、何ならブエノスアイレスは治安悪いし、イグアスではボッたぐられたり、特別いい思いばっかりしてる訳じゃないのに、何でここまで穏やかなのかと。

 

多分自分の考え方というか、自分のあり方ってのが変われたんだと思います。

 

今までの旅、インドネシアも、タイも、東南アジア一周も、インドも、中東も、その他トランジットで滞在した国、全部その国、その地域を攻略してやろうっていう気持ちがあったんですよね。

 

特にインドとか100%そうだったし。

 

でもそれは今思うと驕りだったんですよね。

 

Touristじゃなくてtravellerでありたいって思って、常に現地の人の目線で物事を見たいって思って必死に溶け込もうとしてたけど、そう頑張ってる時点で出来てなかった。

 

心の何処かでtourist気分があって、驕りがあって、常に自分が数cm上のところからその国を見てたんだと思います。

 

でも今、南米旅が始まって折り返しになった今、攻略するんじゃなくて、自然と自分から歩み寄っていくことが出来たんです。

 

この国の人達ともっと喋りたいっていう純粋な気持ちで必死にスペイン語勉強し始めたり、変に期待せず落胆せず、肩の荷をおろして、その国の中に自分を置くことが出来た。

 

今まで計半年バックパッカーしてますが、半年目、16ヶ国目でやっとそれが分かった。

 

遅いですよね。

 

でもきっとそんなものなんでしょうね。

 

 

 

自分vs世界じゃなくて、世界の中に自分を放り込む感覚。

 

 何言ってんだこいつ、って感じで分かってくれる人中々いないかもしれませんが、ほんとにそれが分かってから本当に幸せで、アルゼンチン来てから事あるごとに泣きっぱなしなんですよね。

 

ちょっと会話が出来てコミュニケーションが出来たり、道で人が助けてくれたり、話しかけてくれたり、目合って微笑んでくれたり、何気ない景色がすごい綺麗だったり、それだけで、もう涙が出るほど嬉しいんです。

 

この感覚が分かって良かったです。

 

 

と同時に、もっと更に色んな国に行きたくなりました。

どんどん色んな国に行って、その国に染まりたいです。

 

ブエノスアイレスで67歳で一人旅してる男性に会って、生涯旅する事って不可能じゃないんだなと思いました。

 

そりゃそうですよね。

不可能なんて誰が決めんのって話ですよね。

自分ですよ、自分。自分が行きたい、行けるって思ってる限り可能です。

 

自分が行った国なんてほんと世界の極々一部で、まだまだ行きたい国山程あって、それでも大学生の自分からしたら精一杯最大限休みを駆使して行った結果で、自分が世界の中でどれだけ小さくてミジンコ以下で無力な存在か痛感します。

 

 

死ぬまでに絶対に行きたい国行き尽くします。

 

まだまだ、まだ見ぬ世界が広がってると思うとワクワクが止まらないです。

 

ほんと旅っていいですね。

 

心の底からそう思います。

 

人生文句無し、最高です。